[2014年12月13日]
今日は冬型の気圧配置で・・・
西高東低です。
大陸に高気圧があって、オホーツク海〜千島列島や日本の東側に低気圧があります。
文句ないやろ!
ところで、一口に冬型といっても、実は2種類あるのをご存知ですか?
山雪型と里雪型です。
山で大雪が降るパターンと、平野部で多く降るパターンがあるのです。
今日はどちらでしょうか。
これは、今日の風向きです。
冬型というと、北西の強い季節風が特徴というイメージですが、今日はどうやら西風が卓越しているようです。
そう、本来は南北方向に込んでいる等圧線が、やや日本海でくの字に曲がっていて、西風が卓越するような今日のパターンが里雪型なのです。
平野部でも大量の積雪が予想され、被害の出るおそれがあります。
雪国でも、意外に平野部の人は油断しているので、里雪型の時は注意を要します。
先日、徳島で被害が出たのもこのような場合でした。
微妙な風向きの違いで雪の降る場所が変わってくるのです。
そういうことを、気象予報士試験の勉強でやったのを思い出しました。
受験生諸君はがんばってください。
雪ですべるのと入試ですべることのないように・・・
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