[2014年12月19日]
有識者会議が保存すべきと結論づけた。
東日本大震災の震災遺構の話。
ぜひその方向で進めて欲しい。
南三陸町の防災庁舎はとり壊されるという話だったが、この建物は後世の人に向けて、原爆ドームに劣らぬ発進力があるのだ。
津波のイメージは実際にその場所に行かないとわからない。
この3階建ての建物が津波に飲み込まれたのだ。
そういう立体感をこの場で感じることが、将来に再び来る津波への備えにつながる。
気仙沼の大型船も解体されてしまった。
このような津波の威力を示すものも多くあったが、いくつか残してもらいたい。
あとは、大川小学校のように、避難のあり方を考えさせられる遺構も残すべき。
そういう遺構群をめぐるツアーがあったが、それを修学旅行として日本国中の全中学校が実施することで社会の防災力は飛躍的に高まると思う。
学校まかせ、旅行社まかせの修学旅行を実施してUSJではしゃぐのもいいが、世界有数の震災国家として、もっとできることが多くある。
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