[2015年1月5日]
今から書くことは,全くの空想であり,そんな話が実際に起こるなんてあり得ないということを明記しておきます。いろんな意味でリスキーなつくり話です。妄想です。
塾生Nが何か考えている・・・
冬期講習しんどいなー。
この状態でしっかり見張られてるので休めないしなー
うまくサボる方法ないかなー?
ン?そうだ,誰か親戚が亡くなって,お葬式なら仕方ないということなら休めるよな!
我ながら名案だ!!
でも,実際に誰かを殺すわけにいかないし・・・
ん?そうだ,死んだことにすればいいんだ。
だって,塾長がわざわざ葬式を確かめに来たりしないだろうし。
その手でいこう。
でも,どうやって連絡する?
いつも母ちゃんが欠席連絡の場合は電話してるなー
まさか母ちゃんにウソ言ってもらうわけにいかないしな。
そんなことしたらオレが母ちゃんに殺されるわ。
そうだ!オレが父親のフリして電話すればいいんだ。
父親は1度も塾に電話したことないから,声が違うってバレないしな。
うーん,オレって頭いいかも?
トゥルルルッ,トゥルルルッ,(電話の鳴る音)
塾「はい,○○塾です。」
N「 あ,えっ, んん え,Nの父ですが・・・」
塾「ああ,塾長の○○ですが。」
なんだか,本人の声とそっくりだなー。まあ,親子だから似てるってことで(^○^)
N「お,おそうしきがあるので,欠席します。」
お・そ・う・し・き っすか?普通,××方の親戚の葬儀がありましてって言うけどな・・・
塾「・・・? あ,はい,わかりました。」
N「しつれいします。」プツッ(電話の切れる音)
なんだか,たどたどしい父親さんだなー ^_^;
そもそもお父さんが電話してくる家庭じゃないハズだけどなー・・・
まっ,いいか。
その頃Nは勝ち誇ったようにガッツポーズをしていた。
塾長なんてチョロイもんよ。
カンタンにダマせるわ。
これで1日休めるし,助かった〜
翌日,Nは同じ塾に通うI君にこう言った。
「オレ,こないだ親父のフリして塾に電話してサボってやったで。
カンタンやで。
塾長,全然疑わず,「わかりました」だってさ。
その後特に家に確認電話もないし,だいたい確認なんかするはずないわ。
絶対バレないで。」
それを聞いていたI君。実は正月明けにはサッカーの初蹴り会に行くということで,講習休みの許可をもらっている。
「俺はサッカーの初蹴りがあると言って休めるねん。ええやろ?」
N曰く,「えっ,そんなんで休んでええのか?わざわざ人殺さなくてよかったな」
年明け講習1日目終講後。
N「明日,初蹴りがあるのでお休みします。」ルンルン(^.^)
塾「あっ,そう。どうぞ。」べつに休みたきゃいくら休んでもいいけどね。
そして翌朝のI君・・・
どうも前日はしゃぎすぎて,体がつらい。
この状態であの厳しい講習に行っても耐えられない。
うーん。
なんとか休む方法はないかぁあぁあ,あっ,アッ!
そうだ,Nの使った手で俺も休んじゃお。
でも,葬式だと全く同じでバレちゃうな。
俺は正直に?体調不良ってことで,父親が電話してきたことにすればいいんだ。
よし,
はーぁっ,(深呼吸して)
トゥルルルッ,トゥルルルッ,(電話の鳴る音)
塾「はい,○○塾です。」
I「 あ,えっ,うっ うう あ,Iの父ですが・・・」
たどたどしい,お父さんだな・・・社会人として大丈夫か?
塾「どうされましたか。」
I「えっと,そ,そう。Iは体調不良でお休みで。」
昨日遊びに行ってるからなー。そりゃ疲れるわな。
塾「・・・? あ,はい,わかりました。」
I「で,でわ」プツッ(電話の切れる音)
社会人として大丈夫か?
Iの家も,お父さんが電話してくることないハズだなー
それに,だいたい,お父さんが塾に電話してくるのに,なんで本人の携帯を使わないといけないのかが,皆目見当つかないんだけどなー(^.^)
このような攻防が日夜繰り広げられる平和な国ニッポンに生まれて本当によかったね。
しかし,近々,血を見ることになるかもね(^○^)
そうそう,これ明記しとかないと↓
この作品はフィクションであり、 実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
(ことを祈る?)
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