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尾崎塾
富田教室

[2015年1月13日]

進化する冬期講習

今年も冬期講習が終わり,一段落・・・する暇もなく,
中学生は定期考査
高校生はセンター試験や私大一般入試が目前です。

これは今年の冬期講習を受けた高校生の使用教材一覧表
img1 この教材選定がウチの塾の冬期講習の生命線です。
どの生徒にどの教材をどの順番でやらせるかを考えて与えていきました。
市販の問題集や塾でしか手に入らないものまで,世の中のあらゆる問題集や参考書からその生徒に最もフィットするであろうものを与えています。
まあ,あらゆると言っても私が知っている限りのという制約があるので,世の中の何%かはわかりません。
ただ,そのへんの高校生はもちろん,ほとんどの学校の先生や塾の先生よりは教材の目利きができると自負しているからこそできる芸当ですね。


このカラフルな紙は,各自のタイムテーブル。
img2
個々に違う教材を与え,何に何時間何分かけるかを10分刻みで設定して演習してもらいました。
同じ教材を使用するにしても,各自のスピードが違いますし,その科目の受験に占めるウェートも異なります。
そういうことを総合的に考えて個別に時間設定しています。


と,まあ,ここまでは例年どおり。
タイトルに「進化する」と書きましたが,何が進化しているのでしょうか。

まず,教材選定する我々自身が年々進化しているので,そのベースアップは確実にあります。
そして,教材も,教材会社がよりよい教材を開発してくれるので,その進化もあります。

それ以外に塾生にとってプラスなのは,巡回講師の数が増えたこと。
まあ,特に質問はあまり出ないような演習が多いとはいえ,やはり質問対応できる機会が多いにこしたことはありません。

でも,それ以上に進化したのは何でしょう?
進化というよりも増量というべきかもしれませんが,演習時間が増えたのです。
昨年までは,普段の授業をそのまま受講することはオプションで選択できました。
もちろん,そうやって演習時間を増やした方もおられましたが,どちらかというと少数派でした。
通常授業を受けるとなれば,冬期講習費に加えて通常授業の費用も加算されるので,費用面で見送った方もおられた可能性があります。
ところが,今年は,通常授業を受講することは「禁止」です。
つまり,冬期講習に加えて通常授業の費用を払うことができなくなりました。
そうした上で,冬期講習の一環として19:30まで残って演習せよという指示をしたのです。
(一部,居残りに耐えられないと判断した生徒さんは帰宅してもらいました。たとえば先日お父さんのフリして電話してきた2名など。)
つまり,冬期講習9時間に1コマ1.5時間が自動的に付け加わったのが今年の冬期講習だったのです。
毎日10.5時間。
それをよく文句も言わずにがんばりました。
さらに,例年これもオプションにしていた成人の日を含む連休の特訓日も冬期講習に含め,トータルでは昨年の費用よりも安い金額で,かなり多くの演習をこなすことに成功したのです。
img3
そういうわけで,ウチの塾の講習は年々進化して最高にコスパのよいものになっているのです。


ちなみに,10.5時間に加えて朝6時から来ている塾生も数名いましたし,19:30以降にさらに残ってやる塾生も多くいました。
ウチの塾の演習時間は,途中に休憩を一切はさまないので,そう考えると,この塾生たちはこの冬に世の中で最もよく(質も量も)演習した生徒と言えるでしょう。

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