[2015年1月22日]
この時期,特に中学3年生のお母さん方はたいへんだ。
自分の受験でもないのに受験のことで頭がいっぱい。
そして,わが子にいらんことを言ってしまう。
「このままじゃ落ちちゃうよ,もっと頑張りなさい」
あの,今のその状態が,その子が一番頑張っている状態なんです。
どうしてそれがわからないのだろう?
それ以上,頑張りようがないんですけど・・・
お母さん方の反論はこうだ。
「でも,家に帰ったらすぐに勉強するでなく,まずテレビつけて,ほっといたらいつまでも見てるし,部屋に入ったらゲームしてるし,とても受験生とは思えないし,頑張っているようには全く見えません」
なるほど,でも,それは頑張っていないことになるのですか?
そもそも,その子は1日に20分くらい勉強するのが最大値だったりするのに,今はなんと!40分もやっているかもしれない。
家に帰って寝るまでに6時間くらいあって,そのうち40分も頑張って勉強しているのに,どうしてあとの5時間をテレビ見たりゲームしたら頑張っていないことになるの?
世の中の困っている人のために,2万円寄付するのがやっとなのに,今回はすごく頑張って4万円寄付したかもしれない。
その人の使えるお金が36万円あって,残りの32万円を自由に使ったら,その人は寄付を頑張らなかったことになるの?
みたいな?
ちがう?
あの,お母さんが受験するのではないので,いらんこと言わないのがいいです。
いつも言いますが,本当かどうかは別にして,でも,感覚的には本当にそんな感じのするこの事実。
お母さんがいらんことを1回言う度に,お子さんの偏差値が1ずつ下がります。
もう一度書きます。
今のお子さんの状態が,頑張りMAXです。
最大値です。
まず,それをわかってあげないといけません。
お母さんは何か頑張ってますか?
そうですね,お子さんにガミガミ言うのを頑張ってますね。
それも最大値で?
逆に偏差値下げているのに・・・
せっかくお子さんが頑張っているのに,お母さんが頑張ってその偏差値を下げているとうことに気付いてあげましょう。
親御さんはそんなに頑張らなくてもいいのでは?
趣味を持って,楽しく生きるのがいいのです。
きれいだなーと思ったら写真を撮ればいい
少なくとも,ウチの塾で演習して,加えて特訓も参加しているような生徒はすごく頑張ってます。
それを認めてあげて下さい。
よろしくお願いします。
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