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尾崎塾
富田教室

[2015年3月3日]

キツイことを書きます

大阪府の公立高校前期入試が3年前にはじまって,最初から言い続けているのですが,この前期入試は無意味です。

だから,当初から塾生には極力受けないように指導しています。
ただ,槻の木高校や千里高校など,従来から前期しか入試を行っていない高校にぜひ入りたいという場合は,そこが第一志望なのですから,受けない手はありません。
それ以外,たとえば春日丘高校や三島高校に入りたいのなら,前期入試を受ける意味は全くありません。
もしも前期入試で入る実力があるのなら,後期なら余裕で合格できるでしょうし,へたすると1ランク上の高校もねらえるということなのです。
どうして受験する人がいるのか不思議でなりませんでした。

その入試も今年で終わり。
来年からはほとんど全校が後期に一本化されます。
まったく無意味でナンセンスだったから前期入試がなくなったわけです。
さすがに間違った制度であっても3年は続けないと教育委員会のメンツが立たないので,それだけの理由で3年間続いたのです。
そのバカな制度につきあって,前期の入試を受け,今回へこんでいる生徒がいるとしたら,それこそ大バカなのです。
ひどいことを言うようですが,ウチの塾ではこのことを言い続けていますし,それが理解できないのは本当に頭が悪い証拠です。
今日,不合格になってから3月の受講届を出したような人は,そもそも平常心で後期受験できるわけないのです。
ウチの塾のシステムを考えれば,あらかじめ3月分の受講届を出しておいて何も損はありません。
ちゃんと合格後の受講分は全額返金するのです。
実際,今日みごとに合格した生徒にはちゃんと返金します。
そうです。
合格する生徒はちゃんと後期に備えてすでに受講届を出しているのです。
そういう判断が保護者の方も含めてできていないのが受験の結果に直結します。
(この考え方のミスは大学入試でも起こり得ます。へたにケチると,結局浪人して大手予備校に大金をはたく破目になります)
あらかじめ今日の発表を待たずに,確実に不合格になっている前提でコンスタントに勉強を続けていれば,今日不合格になっても既定路線なのですから,何らダメージはありません。そういう精神でいられる自信がない人は,最初から前期入試を受けるべきではなかったのです。

一方で,前期は受けずに後期に向けて着々と準備している受験生もいます。
その生徒も,ギリギリ合格できるかどうかなのです。
だからこそ,前期を受けずに万全を期して後期に臨むのです。
本当に何が何でも後期で合格しようとすれば,前期入試などに現を抜かしている場合ではなかったのです。

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あいかわらず辛口,毒舌ですみません。
でも,事実ですから。

前期不合格でこれから後期に向かう人は,相当にメンタル面も含めて立て直さないと,合格は遠いものと思って下さい。



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