[2015年3月12日]
今まで出会った中で,この人はスゴイと思った方々も多い。
逆に,私のことをスゴイと勘違いしてくれている方もおられるだろうが,私など全然スゴくないと断言できる。
先日,大阪府立大に行って,いつもそう思わせてくれる方にお会いしてきた。
この先生,本当に多忙な日々を送られている。
私が大学3年の時に赴任して来られた。
それで,たまたま私と出身高校が同じだったので,卒業してからもずっと公私にわたってお世話になっている。
長年お仕事をされているところを見させていただいているが,まあ,この人ほど膨大な仕事を引き受ける人いないなというくらい,何でも引き受けて,しかもちゃんと片付けてしまう。
それを見ていたので,私が前職のときも,他の教員と比べて相当にたくさんの仕事量があったにもかかわらず,全然仕事が多いと思わなかった。
先生が教授になって府立大へ移ってからも,ちょくちょく研究の真似事をしに行かせてもらい,年々忙しくなられているのを見て,やっぱりスゴイと思った。
今はとうとう副学長の仕事も引き受けて,おそらくギネスに申請したら載るのではないかというスケジュールで動いておられる。
その中,私が訪ねて行っても一緒に飯食って,今研究を進めている話をパワーポイントで説明して下さり,大学内を案内していただいた。
超多忙だが,それで遠慮していると一生会えないので,何日に行きますのでお会いできますかと言っておけば,スケジュールを空けて下さるのだ。
それで,ある意味,この先生の仕事の仕方,生き方を手本として自分もやっているつもり。
だから,塾をやっていてよく聞かれる「先生はいつ寝ているのですか」という疑惑も発生してしまうのだが,その先生に比べたらまだまだ休みすぎていると自覚しているくらいなのだ。
聞くと,今月は毎日のように送別会があるらしい。
そして,おそらくすべて断らずに出席されている。
それで,朝起きるのはいつも3時なのだそうだ。
朝早く大学に来て自分の仕事を片付けて,日中は他の人のために働きまくるというスタイル。
そういうわけで,私などは朝5時までゆっくり寝ているので,全然平気なのだ。
もう一人,府立大に教え子がいるのでその研究室を訪ねてみた。
教え子の中にもスゴイ奴はいるもので,その一人がこのOかむら君。
実は学部生の頃はウチの塾で講師をしてくれていた。
この学生,高校生の時から化学については抜群の才能を発揮しており,将来有望だと思っていた。
案の定,今はM2だが,研究室を仕切っている状態。
すでに学術的な賞を7つもらったとか。
学部生やM1はもちろん,先生方からも頼りにされているし,他の研究室の後輩も何か困ると「助けて下さい」とやって来るそうだ。
まあ,「神様」的な存在になっている模様。
ただ,そんな状況に慢心せずに,もっと高いところをめざして頑張ってもらうべく激励した次第。
実際,今の研究をしっかりとやっていけば,世界がおどろくモノができそうなのだ。
教え子がノーベル賞を取るという私の目標を叶えてくれる最右翼がこの学生だ。
高槻市民ですよ。
朝早くの電車で府立大まで行き,ほぼ終電で帰ってくるそうだ。
大学ではずーーーーーーっと実験して考えて計算して実験して考えて・・・・
で,後輩や先生が次々に持ち込む無理難題を解決しつつ,メインの実験と平行して●●●もやりつつ,それで私のような来客の対応もちゃんとこなす。
まあ,「普通」のスーパーマンになりつつある。
そういうわけで,ウチの塾が全然厳しくも何ともないという説明になった?
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