[2015年3月20日]
どうして海外へ行くかというと,日本では見られないものを見るためということになる。
私などは一応地学の専門家ということになっているので,地球が丸いことくらいはわかっておかないといけない。
北極圏に来て星を見ると,まず思うのは「シリウス低っ!」とか「北斗七星高っ!」っていうこと。
地学の教科書に,地球の丸い証拠という項があるが,北極星の高度が緯度とともに高くなるというのがある。
まさにそれを目視できるのだ。
逆にオーストラリアに行くと,日本では低くてなかなか見えないカノープスという星のさらに南方の星を見ることができる。
だいたい,飛行機という乗り物は,若干の怖さがあるのだが,海外に行くには乗るしかない。
幸い今回も窓際の席が多かったので,退屈はしなかった。
飛行機から地球を見るのも楽しいのである。
ロッキー山脈
川の蛇行も楽しい
明日帰国します。
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