[2010年3月16日]
思考の整理学という本を読んでみた。
外山滋比古さんの著書で,
帯に「東大・京大で1番読まれた本」とある。
本当に頭のいい人が頭の中で普段考えていることを記しているのだが,なんとも勉強になっておもしろい。自分もかねてから考えていることと同じことが書いてあるとうれしくなる。
中高生にはやや難しいかもしれないが,確かに大学生の時に読むとその後の人生で非常に参考になるだろう。
朝飯前についての考察などは,尾崎塾でやろうとしている早朝指導を後押ししているような内容で,これは実際にそうなのだろうと思う。すなわち朝は非常に頭が冴えるので,難しい仕事でも簡単にこなせるということから朝飯前というようになったという考え方。かんたんな事を朝飯前というのではなく,難しいけどかんたんにできたように見えるという考察はまさに尾崎塾のめざすことに通じると思う。