[2015年4月1日]
偏差値が上がるというのは,レベルが上がれば上がるほどたいへんなのです。
私の例で恐縮ですが,だいたい中学校の時は学年で10番くらいでした。
全校生徒が400人もいたので,それでも内申10がついていたのです。
内申10よりも上には上がりようがありません。
それに,トップ10に入っている人は,もうそれは目一杯やっているので,それよりも多くやって追いつくこともできません。
しかし,逆に内申9の人に追い抜かれる心配もしていませんでした。
だいたい内申が9くらいの人がやっている学習量よりもたくさんやっていたからです。
さて,下のグラフはこの春に高校受験をしたウチの塾生のうち,夏前から在籍していた生徒の全員分のVもし偏差値です。
いいですか,上がった人も下がった人もすべて含んだ,全員分を包み隠さずにグラフにしました。
左から7月,8月,12月,1月です。
どうでしょう?
なんと!平均偏差値が6.8ポイントも上がっている!
上がらない塾だと言ってたのに!
あれはウソだったのか?
いや,今日は4月1日だからこのグラフがウソか?
いやいや,そうではなく,このグラフは正真正銘ホンモノです。
たとえば,中1や中2からウチの塾に来て,週に3回ずーーーーっと成績を保っていて,しかも部活などで夏期講習を受講できなかった生徒は本当に上がっていないのです。
ところが,中3になって,部活を引退し,週の回数を3回から4回,あるいは5回と増やしていく生徒は偏差値が上がっていきます。
そして,ご存知のように,ウチの塾の夏期講習や冬期講習は半端なく勉強します。
他の同じ学力レベルの人よりも明らかに多く勉強したら,そりゃ追い抜くことができるのです。
まあ,ごぼう抜きしている人もいます。
今までいかにやっていなかったか(笑)
というわけで,中3になって入塾して偏差値が10以上も増えた人は,要するに中1から中2の間,ぜーんぜん勉強していなかったか,やっていてもやっているつもりになっていただけの人でしょう。
それが,ウチの塾の時間が増えれば増えるほど,偏差値が増えるというだけです。
だいたい講習中は普通に1日9時間プラスαの学習量になります。
これは,たいてい偏差値65以上の人の学習量です。
だから,偏差値がそれよりも低い人がウチの夏期講習を受けると,当然ながら順位を上げるのです。
非常にあたりまえのことが起こっているだけ。
べつにウチの塾が特別なことを教えているわけではありません。
ちゃんと勉強する時間を増やした人の偏差値は上がっているのです。
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