尾崎塾
富田教室

[2015年4月13日]

サッカーと野球の違い

どこかのサッカー部員が万引きしたというニュース。
すごい偏見かもしれないが，野球部員よりもサッカー部員の方が万引きする率が高いのだと思う。
どうしてそう思うかと言えば，競技の特性というか文化というか何というか・・・
要するに，サッカー選手って，審判の見ていないところで何やってもＯＫだったり，むしろ審判を騙して相手に倒されたフリしてＰＫをもらうなどを平気でする。


一方，野球の選手は審判にちゃんと見ていただくという姿勢でやっているように思う。



だからと言ってサッカー部員の万引きを仕方ないと言うのではないが，なんとなく常日頃からの習慣で，審判ならぬ店員が見ていないと何でもしてよい雰囲気になってしまったのかもしれない。

さて，受験生諸君にもこれが当てはまる。
試験官の目を盗んでカンニングというのは論外だが，問題を解いて，わからないくせに，わかったフリして審判＝採点する人をごまかそうとするか，あるいは自分の実力をきっちり見ていただく姿勢で臨むかで，将来が決まってくるかもしれない。
往々にして，前者の受験生がなんとかうまく大学に潜り込もうとするが，大学に入ったからといって将来が約束されるわけでもなく，おかしな思考が染みついてしまって，結局就職できなかったり，就職できたとしても，そこで上司や顧客を騙すような生き方をしているようでは，そのうち限界になることはわかりきっている。

そういうわけで，世の若者は，誰かが見ていないからサボったり悪さをするようなことなく，真っ正直に「お天道様が見ている」という精神で，日々の努力を続けるのがよいことは言うまでもない。




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