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尾崎塾
富田教室

[2010年3月19日]

ティガーとタイガー

今日、中学1年の生徒に英語を教えていて疑問文の復習をしていたところ、こんなやりとりがあった。

Is that a tiger ?
No,it isn't. It is a lion .

まさかトラとライオンの区別がつかないことはないだろうと突っ込みたくなったが、それは置いといて、

たまたまそこにディズニーのティガーのぬいぐるみがあったのでそれを指して生徒に聞いてみた。

尾崎 Is this a tiger ?
生徒 Yes,it is. It's a tiger.

と、これは模範的に解答してくれた。

ちょっと、間をおいて、もう一度聞いてみた。

尾崎 Is this Tiger ?
生徒 Yes,it is. It's a tiger.

さっきと同じ答えをしたので、これは間違い。
わざと冠詞をつけずに聞いたのだ。
冠詞をつけずにTigerと聞いたのはたとえばタイガーウッズみたいにタイガーという名前か?と聞いたことになる。
でも生徒はYesと答えてしまった。
正解は、No,it isn't. It's name is Tigger. である。
名前はティガーなのだからね。

これほど日本人は冠詞に無頓着なのだ。できない生徒ではないのにそういった感覚を身に着けていない。

せっかく塾に来てもらっているのだから、そのあたりまで完璧にできるようにさせたいと思う。