[2015年4月22日]
全国学力テストってのが実施された模様。
これって,どうなんでしょうね。
よい問題ではあるし,生徒の学力を測るにはいいでしょうが,学校間の格差が見えてはいけないらしく,ちゃんと結果が利用されるような方向にはどうしてもならないでしょう。
府県間でも差が出るだろうし,同じ市の中でも学校によってかなり差がつく。
そして,同じ学校でも,教える先生によって差がつくということであれば,教師の力量を測っていることにもなる。
そこなんですね。
本当に測定しなければならないのは,教師の力量なのです。
中には,優れた先生がたくさんおられるのに,それが正当に評価されないのは何とも気の毒です。
逆に,ろくに教材研究もせず,公務員はクビにならないのをいいことにのらりくらり授業している輩もたくさんいて,そういうのは厳しく追求されるべきでしょう。
大阪府市が,内申の付け方とリンクさせようとして話題になっています。
そりゃ,成績のよい中学校の平均くらいの生徒と,アホばっかりの中学校のトップの生徒が同じ学力だということなら,不公平な気もしますからね。
しかし,入試に内申点を使うことが不公平,不公正なので,そこを改めない限り,何をやってもそもそも無意味なのです。
かしこい中学生は,そういうことに振り回されず,ちゃんとした学力をつけることに専念するのがよいのです。
にほんブログ村
にほんブログ村