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尾崎塾
富田教室

[2015年4月28日]

本物の英語力

今朝の様子
   ↓
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明日から一週間GW休みですし,ALLANにも早起きしてもらって,生徒の様子を見てもらっています。

今,何をしてもらわないといけないかというと,日本人の中学生や高校生がどのような段階でつまづいていて,何ができて何ができないかを知ってもらうことなのです。

とにかく,生徒の出来具合を観察してもらっています。

生徒の書いているのを見ると,そりゃトンデモナイ間違いも多いし,いちいち教えたくなると思います。
それをいちいち教えていてはキリがないし,自分で解答を見て気付く力を備えないと,今後どんどん困ることになりますし。

それもありますが,第一に,同じ間違いをしていても,その生徒の普段のことがわかっていないと指導にならないのです。

ある生徒が,He is go to school. と書いたとしましょう。
ここで,時制の話をするか,主語の後に動詞がきているのを誉めるか,schoolの綴りが書けたことを誉めるか迷いますよね。
いや,普通の先生はは迷わないのです。
だから,まだまだ生徒の観察が足りないということなのです。

一方で,ハイレベルの生徒には,個別に英作のレッスンをしてもらっています。

たとえば,昨日の指導の中で,had better と should の使い分けを指導していました。
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こんなの,不勉強な日本人の先生に教わっていたら,どっちでも「〜すべき,〜したほうがいい」ということで区別がつかないところです。
ところが,京大をはじめとする国公立大学では,そのあたりまでちゃんと使い分けているかどうかが大きな得点差となり得ます。

had better は,どちらかというと,それをしなかったら酷いことになる場合。
多くの場合,「さもないと」という言葉が隠れているようなイメージ。

should はもっと一般的に,こうした方がよいのでおススメですって感じなのだが,ALLAN先生に英作文を見てもらうと,そういうニュアンスの違いをきっちり指摘してもらえるので,本物の英語力がついていくのです。


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