[2015年5月5日]
塾のある高槻市からは,実は京都府の私立高校は十分に通学圏である。
公立中学校の先生は,11月の実力テストの点数に応じて,大阪府の北摂地域にある私立学校が提示した合格ラインを元にして生徒を割り振るロボットであるから,京都府の私立高校を勧められることはまずない。
かねてから指摘しているように,関西大倉や追手門学院は,その割り振りでは上位の生徒を集める仕組みになっており,学校の内容がいくらショボくても自動的に優秀な生徒が集まるので,それに胡坐をかいて一向に教育内容を改善しようと本気で取り組んでいないのが現状だ。
そこで,京都府の少しまともに頑張っている私立高校に行くのも悪くない選択肢だと思う。
京都の私学フェアが6月にあるので案内しておく。
↓PDFです
京都私学フェア
京都の私立高校は,どういうわけかすべて何らかの私立大学の系列であるから,最低限の進学先確保というメリットもある。
たとえば,あまり知られていないが,華頂女子高校は佛教大学の系列であるから,佛教大学に一定数の入学が見込める。
佛教大は人気があって,産近甲龍に並ぼうかという大学であるから,進路先としては非常に良いのだ。
入試のレベルは決して高くないので,ひょっとすると特待生ももらえるかもしれないというオマケつき。
このように,系列大学や特待生を視野に入れて京都の私立高校を候補に入れておくのは悪くないだろう。
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