[2015年5月8日]
日経新聞のトップ記事は日立の研究費。
今までより3割増やして年に5000億円かける。
大学での研究に欠かせない科研費の総額が2000億円くらいなので,その倍以上を1つの企業が研究に使う。
もっとも,日立が大学と共同研究することも多いだろう。
大学にとっては,日立は科研費よりも大きな存在になるかもしれない。
ただ,大学が1つの企業に偏った関係をもつのはよろしくない。
そのあたりは微妙だ。
さて,先立つものがないと研究ができないのは当然だが,逆にいくらお金があっても無駄使いといわれないように,優秀な研究者を集めないといけない。
日本では,研究者の待遇が欧米と比べてよくないと聞く。
最近はノーベル賞を受賞する日本人が,実は亜米利加で研究しているという例が多い。
優秀な人材を確保するためにも,研究者の給料にもっとお金を配分するべきだろう。
そして,未来の研究者になる中高生諸君は,今のうちに本物の学力をしっかりとつけて,将来への基盤を築いて欲しい。
たのんまっせ!
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