[2015年5月15日]
不思議なことがある。
ウチの塾に来て,結構多く聞かれる声。
「勉強の仕方を教えてもらいました」
実はこの声は非常に頻繁に聞くのだ。
でも,
こちらとしては,
何も,
教えてないんですけど!(笑)
では,どうして,教えてもいない勉強の仕方を「教えてもらった」と勘違いできるのか。
これは,おそらく,今までちゃんとやっていなかっただけなのだ。
ウチの塾では,特に何も変わった指導をしているわけではない。
まあ,塾専用の教材を使うことが多いが,市販のものとそんなに内容が違うわけでもないのだ。
つまりは,こういうことだろう。
どんな教材でもいいから,ちゃんとやる。
それに尽きる。
要するに,新しい単元のことをまとめてあるページがあるので,それをザーッと見て概略をつかむ。
そして,その内容の例題を見る。
例題で,単元の内容が実際にどのように使われるか把握する。
そして,類題をやる。
類題は,例題を少し変えただけのものなので,ちょっと頭を使うと難なくできる。
そうやって,一つ一つマスターしていく。
以下,それの繰り返し。
それ以外にたいした勉強法なんてないのだ。
だから,それを普段やっていると,自然に,それが当たり前になって,他の科目でも何でもできるようになっていくのだ。
あたりまえのことを,地道にコツコツやっていく。
それ以外に勉強法なんてないのに,変にうまい方法などをさがすのが多くのボンクラ生徒たちなのだ。
ウチの塾では,正攻法でやっているだけ。
生徒にすれば,「なんだ,それでいいのか」と納得するわけで,それを勉強法を教えてもらったと表現しているにすぎないのだろう。
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