[2015年5月20日]
もう一人,退塾措置としました。
この生徒も普段からよく居眠りをしており,何度も起こされていました。
基本,授業中に寝てしまうなどというのは有り得ないことですので退塾となります。
昨日も書いていますが,どうしても疲れがたまって居眠りしてしまうということは誰でもあるでしょう。したがって,居眠りしたから即さようならというわけではありません。ですが,いつも寝ているのはダメだということです。
こないだの日曜特訓の話。
はじめて特訓に参加した生徒も多かったのですが,ご存知のように,昼休みを30分しかとらない過酷なものです。
午前中だけでも相当に疲れます。
それで,昼休みに机に突っ伏して寝ていた中学生が3名ほどいました。
通常なら,「相当に疲れていてたいへんだな。短い昼休みだが,体力回復のために寝ているのだな。」ということで,放置すると思いますが,なんと,そのわずかな昼休みであっても机で寝るという行為を私に咎められたのです。
習慣とは怖いもので,机で寝るくせがつくと,これはもうアウトです。
机は寝てもいい場所だと身体が覚えてしまうのです。
ところが,机で絶対に寝ないという生活を続けていると,机では寝ずに姿勢を正して勉強するものだと身体が覚えていきます。
(姿勢を正す方を覚えるのには時間がかかり,寝てもいいと覚えてしまうのは一瞬です)
そういうわけで,日曜特訓はもちろん,夏期講習や冬期講習といった長時間の講習中は,たとえ昼休みの休憩時間であっても机で寝ている生徒はたたき起こします。
こういうことに気を配っている指導者って意外に少ないと思います。
以前に勤めていた職場では,先生自身が職員室の机で寝ている光景がありました。
そういう先生は指導能力ゼロです。
ご家庭でもこの点には気をつけて指摘してあげて下さい。
机で寝てしまっている子がいたら,やさしく毛布をかけてあげるという一見美しい行為をするのではなく「机で寝るんじゃねーよ,ボケ!」と言ってたたき起こすのがよいでしょう(笑)
授業中に寝るだけで論外なのに,その生徒は昨日無断で欠席しました。
そして,今日来たのですが,もうそいつの席はありません。
無断欠席も有り得ない話です。
さらに,無断欠席の理由を聞くと,これも先日書いたばかりなのですが,高校生のくせに定期考査の勉強をしたかったので家で勉強していたというのです。
高校生は学校の勉強とは別系統でしっかり積み上げていくのがウチの塾でやりたいことです。
それを拒否して,無断で欠席したのですから,もう指導はできません。
勝手にどーぞ。
ちなみに,昨日クビにした生徒は,今朝お父さまといっしょに挨拶に来られました。
私の指導にお礼を言ってくださいました。
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