[2015年5月22日]
塾の南西に 環水平アーク という,雲に虹のような色がつく現象が見えています。
太陽の光が上層の雲(巻層雲)に当たって屈折し,色づいて見えるのです。
巻層雲は,雲といっても水滴ではなく氷の結晶からできているのです。
それが六角形の板状の形をしていて,水平な向きにそろって漂っています。
そこへ日光が当たって,特定の方角だけに光を屈折させるのですが,光というのは色によって屈折率が異なるために,虹のような色に分かれて見えるというわけ。
今日はしばらくこんな雲の状態でしょうから,この後も環天頂アークや幻日など,太陽から角度にして22度くらい離れたところが色づく可能性があります。
ちょくちょく空を見てみましょう。
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