パソコン版を見る

尾崎塾
富田教室

[2015年6月2日]

問題集・参考書選びは難しい

家あるいは自習室で勉強する際に,何をやればよいかという相談を時々受ける。

確かに,我々が受験生だった頃に比べると,参考書や問題集の種類も増えているし,内容もレベル別に用意されていたりして,その中から自分に合ったものを選び出すのは難しいものだ。
難しさの理由はいろいろあって,
理由1:小さい本屋で選ぶと,そもそも自分に合ったものを置いていない。
理由2:大きな本屋で選ぶと,たくさんあり過ぎて絞り込めない。
理由3:本のタイトルや中身を見ても,自分のレベルを対象としているか不明。
理由4:そもそも自分の学力レベルをつかめていない。
理由5:志望校のレベル,あるいは合格に必要なレベルがつかめていない。

そんな中で,ウチの塾で相談に来てもらえれば,普段の学力を把握しているのと,多くの問題集や参考書を実際に見てきているので,各自でテキトーに選ぶのに比べれば遥かに生徒にフィットしたものを選ぶことができるに違いない。
実際に相談に来た生徒は,相当にお得なことになっていたり,場合によってはこちらから声をかけて書籍を紹介(いや,差し上げることもある)したりもする。

断っておくが,親御さんが「ウチの子が家でやるのに何がよいでしょうか?」という質問には,いつもたいへん申し訳ないが全く真面目に答えていない。
「何でもいいんじゃないですかねー」くらいの答えしかしない。
ここに書いたことを見て,生徒さんに,
「あんた,参考書を紹介してもらえるらしいよ!行って相談してきなさい!!」と親に言われて来た生徒にも冷たく「何でもいいんちゃう?」くらいにしか答えない。
そういうものなので,無駄なことをしないように念のため,お願いしておく。

基本的には,世の中に大量に出回っている学習用書籍の中から,その生徒に最も良いであろうものを選んで与えるというのがウチの塾でやっていることなのだ。
この選定だけでもウチの塾に来た価値があろうというものだ。
仮にその生徒に与えたのが世の中の定番教材のチャート式だとしよう。
定番だから,よその塾でも使用してるだろうし,塾に行かない生徒も使っているだろうし,学校の指定教材になっているかもしれない。
ところが,定番だからといって与えられるチャート式と,ウチの塾のチャート式は100倍値打ちが異なると認識していただくべきなのだ。
こちらは,他の教材が数多ある中で,その生徒に今ちょうど必要な教材を与えるとすればと考えて,結果的にチャート式が良いということで与えるわけだ。
この場合のチャート式はその生徒の学力把握と参考書・問題集の知識の両方があってはじめて与えることのできる,奇跡の一冊と言っても過言ではない。
ウチの塾のチャート式は10万円で買ってもよいくらい値打ちのあるものになっているのである。
img1
そういうことだから,授業をたくさん受講してくれれば,我々が最良と思うものを大量に与えることができる。逆に週に3コマしか来なくて,しかも演習速度が遅い生徒には,たくさんやらせたいモノがあっても,そのごく一部しか消化できない。

それらを一気に解消できるチャンスが,日曜特訓であったり,夏期講習であったりする。
これも本人が望んでもいないのに受講したら悲惨である。
朝から1日ずーーーっと昼休み30分だけで演習するので,相当に疲れるだろう。
ただ,やる気のある生徒には,すごく心地よい疲れになる。

近日中に夏期講習の要綱もアップするが,特に3年生は大量に自分に今最もフィットした教材で演習三昧の日々が送れるチャンスなので,利用していただきたい。



にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村


にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ
にほんブログ村