[2015年7月13日]
今日は人間ドックに行ってきました。
まあ,半日の検診ですが,ちゃんと胃カメラもやって,年に1度は健康状態をチェックしています。
それで,私が若いころ,年配の先生方が検診の前の1ヶ月くらいは飲み会に行かなくなったり,健康食に努めたりしているのを見て,滑稽に思っていたのです。
検診の数値を少しでも良くしようと話しているのを聞いて,おかしなことするなーと。
そんなの,普段の生活をきっちりとしていれば,健康診断のときに健康な状態にあるはずで,1ヶ月摂生したから少々数値が良くなったとしても,そんなのは健康とは言えないじゃないか・・・と思っていました。
が,しかし・・・
やってますよ,今では私も,1ヶ月前から摂生するわするわ(笑)
いや,まあ,そういうものです。
気分の問題?
でも,よく考えてみれば,コレって,受験生にとっての模試や実力テストみたいなものかと思えてきました。
バカな受験生は,模試や実テの前にも一切勉強しません。
「実力を測らないと意味ねーじゃん!」と言って,試験の前日もしっかりと遊び呆けるのです。
ところが,ちょっとかしこい受験生は,模試対策をするのです。
模試に出る範囲(といっても広いのですが)を勉強したり,総復習したりします。
そして,それがちゃんと当たったりすると,マシな点数が取れたりするのです。
これを,普段の力が測れていないと言うことができるでしょうか。
そんなことないのです。
模試という機会を利用して,実力をつけているに他ならないわけで,全く勉強しないアホたれと,模試の都度,実力に差がついていくわけです。
まあ,本当にかしこい模範的受験生は,模試であろうとなかろうと,普段からきっちりやっているので,問題なく好成績となります。
これが若い頃,私が思っていた理想形なのですね。
若い頃は,普通に過ごしていても問題なく健康だったので,いわば超優秀エリート受験生みたいな感覚で年配の先生方を見ていたのです。
ところが,今はコンスタントに勉強できていない受験生の気持ちがわかる程度に,身体の状態が危うくなってきたというわけ。
模試の判定に一喜一憂するなと,普段はえらそうに言ってますが,検診の結果が返ってきたらいつも一喜一憂しています。
でも,その結果を踏まえて,健康になっていけばいいのですからね。
受験生も,結果を踏まえて学力を高めていけばいいのです。
結果は3週間後
にほんブログ村
にほんブログ村