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尾崎塾
富田教室

[2015年7月31日]

塾で何を教わるか

今日もいつもどおり通常授業が早朝の6時にはじまったが,一部の夏期講習生も朝6時から来ている。
img1 通常授業は演習中心だが,夏期講習中なので講義形式も多くあって大忙しだ。


8時から,文系生徒を集めて国語の講義。
誰と戦うかの話。

11時から理系生徒に化学。
熱化学方程式の意味と一瞬で計算できる方法の説明。

13時から浪人生に化学。
化学反応がどのように起こるかの原理を説明。

16時から文系数学。
公式を使うのではなく,公式を導く考え方を使うという題材。

19時半から物理。
必殺技=エネルギーの原理を使いこなす。

どの授業も,他ではなかなか聞けないものばかり。
我ながらすばらしいと思いつつ,さすがに体力的にキツイ。

21時に全員帰宅させて,さて,そのあと何をするかというと,なんと本屋に買い出しだ。
日々,演習状況が変化するので,それに対応する教材を買いに行くのだ。
なんとか月曜日までのネタは確保した。

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こんな塾だが,こちらが伝えたいのはおそらく1つだけ。
それは自分のミスに自分で気がつくようになるのが大切という点。

どの授業でも,常にこの内容が入る。
数学なら,計算ミスが必ずある。
それに気づくための方策を毎回毎回くどいほど言っているのだが,どれだけ身に着けてくれるか。
あの,計算ミスを見つけるのってカンタンではないのです。
自分で計算したのですから,もう一度見直しをやっても同じミスをしてしまって,なかなか見つからない。
だから,そんな方策を教えたりなんかしません。

実は,今日の物理の授業では計算ミスをしまくった。
いや,調子悪かったのではなく,普通に計算ミスをしただけなのだ。
しかしながら,試験でそのミスに気づけば大丈夫。
そういう話をいつもしている。
もちろん,計算ミスしにくいやり方とか,計算しなくてすむ方法もたくさん教えている。
なぜなら,それこそが試験に合格するために必要な力だから。
そして,それを私などは十分に持ち合わせていたからこそ,余裕で合格できたと思っている。

いくら難しい問題をたくさんやっても,合格する力はまた別のところにある。
そういうことをせっかくウチの塾に来ているのだから学んでいって欲しい。

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