[2015年8月3日]
先日,中学3年生が受けたVもしが返ってきました。(一部遅れて受けた生徒を除く)
はじめて受けた生徒もいるので,念のために書いておきます。
偏差値というのは順位が真ん中だと50になって,上位2.5%以上に入っていると70になります。
順位を反映した数値です。
当然,アホの集団の中の真ん中とかしこい人の集団での真ん中では学力が異なりますが,どちらも偏差値が50となります。
Vもしの受験者層は,上から下までかなりバラついていますが必ずしも実際の入試の全受験生の分布と一致しているわけではないので,模試というのはどうやっても正確なものではないのです。
実際に自分が受験しようとしている学校のライバルとの位置関係は読めないので,あまり模試の判定などで一喜一憂しても意味がありません。
ではどうして模試を受けるのか。
3つの意味があります。
1.できた問題とできなかった問題を把握して,しっかり復習して次は全部できるようにするなど,「得意不得意の把握」と「教材」としての意味。
2.前回,今回,次回と,偏差値が上がっているなら,Vもし受験生の中での順位が上がっているということなので,「相対的な順位の向上」がわかる。(←合格可能性が上がっていることがわかるが,可能性が何%なのかはわからない点に注意)
3.いろんな意味での「慣れ」,「経験値をかせぐ」
そういうわけで,点数だけ見て悪い結果だとガッカリしているだけのアホはそのまま沈んでいけばいいのですが,上記の1とか3がマイナスにはたらくことはないので,気にせずにその効果を最大にするようにポジティブに取り組んでいけばよいのです。
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