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尾崎塾
富田教室

[2010年4月13日]

もどき

京大の英作問題を見ていると,どのように訳すのかわからないものが多くある。

「〜もどき」を英語にすると?


-oid でしょう。

モンゴル人みたいな Mongoloid

星のような asteroid

セルロースみたいな celluloid

人間みたいな humanoid
人間もどきは・・・マグマ大使に出てきたな。なつかしい。

で,地球みたいなgeoid 

ジオイドは現行教育課程では地学の教科書に出てこなくなった。
それは,もしも地球に運河をはりめぐらして,海水を引いてきたら,地球全体を平均海水面の形で表せるというもの。誇張して描くと,ジオイドは西洋梨のような形をしている。

このように地球は厳密には球ではない。

-oidのような接尾語に対し geo-は地球,地面を現す接頭語
地理はgeography 地質学はgeology 
英語の多くは接頭語と接尾語から成る。
この意味を知っておくと,漢字のへんとつくりのようにだいたいの意味が推測できるようになる。
お勧めの勉強法である。




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