[2015年12月9日]
中学生には学研の単語集を配布しています。
本来なら,ちゃんとした辞書で調べる方がよいのでしょうが,中学生だと,実際のところ必要な単語に特化したこのような単語集の方が使い勝手がよかったりします。
この単語集のよいところは,単語の下に発音記号がちゃんと書いてあるところです。
今も,高校生で発音やアクセントが苦手だといって困っている生徒がいますが,これは中学生のときから単語を覚えるときに発音やアクセントも覚える習慣を身に着けていないからです。
少なくとも,中学校で習う単語の発音とアクセントは中学生のうちにしっかり身に着けておくべきです。
たとえばclassとrunの中にはともに「あ」の音が入ってきますが,音が違うのです。
classの「あ」は「ア」と「エ」の間のような音で,runの「あ」は短く鋭く発音します。
自分で発音し分けたり聞き分けることが理想です。
少なくとも,記号は頭に入れて区別しないといけません。
さすがに中学1年生のはじめには単語集を持たせていませんでしたが,今日から1年生にも順次お配りします。
いつも英語の勉強をするときにはこれを使って意味だけでなく音も身に着けて下さい。
そして,これを読んでいて耳が痛い高校生も,今からでも遅くないので,単語の発音とアクセントの確認をしっかりとやってください。
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