[2015年12月22日]
昨日の面白くない記事の横に,こんなコラムがあった。
「早く相談に来ていれば」
入試直前の講座選びと題して,どこかの予備校で指導しておられる方が書いたもののようだ。
ある大学の名前のついた○○大学対策講座みたいなのが2つあって,受験生がどちらを受講したらよいか相談に来たとの話。
その受験生はこの冬の講座から来たところだし,その受験生の学力もわからないし,どっちが向いているか見当がつかないという至極もっともな話が書いてある。
もっと早くから指導させてもらえていたら,その受験生の学力がどれくらいで,その大学に入るために足りない部分が把握できるので,どちらの講座がよいかアドバイスできたのにという残念な受験生の話なのだ。
ウチの塾の冬期講習は,外部からの受講生を募集しないので,普段の学力を把握できている。
それを元にして,どんな内容のものをどれくらいやらせるかを考えることができ,受験生個々に応じた充実した講習を受けてもらえていると自負している。
ところが,一般にはこのコラムの受験生のように大学名のついた講座を各自で選ばせておしまいとするしかないだろう。
さて,25日から冬期講習をするので,現在はせっせと各自の顔と学力を思い浮かべながら演習内容を構築中だ。
10分刻みのタイムテーブルを一人一人つくっていく。
これはウチの塾にしかできないことだし,ちゃんと早くからウチの塾に長く通ってくれて頑張っている塾生へのご褒美でもある。
正直,相当にたいへんな作業だが,手を抜くわけにはいかないのである。
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