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尾崎塾
富田教室

[2016年1月3日]

知識なくして思考は育たないの巻

正月三が日は休みたいものですが,受験生はそうも言ってられないので今日から講習再開です。

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覚えるべきことを覚え,それらの関係を理解して運用できる力を入試当日に発揮できるようにしていくのです。

覚え方ですが,単に同じことを繰り返すという方法でも,ある程度覚えられます。
人間は,繰り返し脳に入ってきた刺激を記憶してしまうのです。
ただ,自然に覚えるだけだと,出てくる回数はさほど多くはないものの入試ではよく問われるような内容が漏れてしまうかも。

教科書の内容はすべて頭の中に入れていくべきで,それには,覚えようという強い意志を持って覚えるということも大切なのです。

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講習で中学生にやらせている一問一答は繰り返し何度も書いて覚えるタイプの教材です。
このように何度も頭に入れようと意識しながら「書く」のが最も手っ取り早く詰め込める方法です。

あとは,最近よくある赤セロハンで隠して何度も見て思い出して見て思い出してと繰り返す方法。
それから,覚えたつもりのことを,頭の中だけで思い出していく方法=たとえば江戸時代の将軍を順番に思い出してみるのも有効。
他にはゴロ合わせとか歌にするなど,音で覚える方法などがあるでしょう。

とにかく,知識は頭の中に入れておかないとダメです。
知識偏重だとか批判する人がマスコミなどで取り上げられることが多いですが,あれはマスコミがアホゴミなだけで,世の中の多くの人は,知識がなくては思考する題材がないのだから話にならないと考えています。
知識があるのが前提で,その上に思考力などが備わるのです。

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そういうわけで,しっかりと知識を頭の中に入れることを受験という機会を利用して訓練して身に着け,そして,それを運用する試験も突破して将来につなげてほしいと思います。



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