[2016年1月9日]
先日,昔の卒業生が来たときにひょんなところから修学旅行の時の写真が出てきた。
その修学旅行はルスツリゾートでのスキーだったのだが,修学旅行の行先というのはどうやって決まるのか。
これも,教科書選定と似ていて,実際のところは旅行業者と学校の先生のつながり(癒着と言うと過激だが,似たようなもの)が重要だったりする。
昔は,それこそ業者と担当者の関係で決まっていたものだ。
それで,どういうわけか,担当者になるのは体育の先生である場合が非常に多いという・・・
どういうわけか知らんが・・・
下見に行くときに何やら良いことがあるらしいが・・・・
知らんけど・・・
「修学」の旅行だから表向きの理由は生徒さんが有意義に何かを学んで帰ることができるというもの。
文化や歴史でもいいし,大自然の体験や技能の習得でもいい。
最近の高校生の修学旅行は沖縄や北海道が多いようだ。
沖縄では自然と歴史,北海道ではスキーと大自然などをテーマにして,もっともらしい理由で行くことができる。
スキーが人気なのは理由がある。
修学旅行というのは,生徒の不祥事がつきものだ。
夜中に飲酒,喫煙,男女のややこしいことが起こらないように先生方は気をぬけない。
へたすると3日連続で徹夜で見張らないと何をしでかすかわからない。
ところが,スキーに連れて行くと,まあ,なんと楽なことか。
いくら元気な高校生であっても,慣れないスキーを1日やったら,さすがに疲れてしまって,夜はかなりの確率でぐったりしてすぐに寝てくれるのだ。
しかも,昼間はインストラクターがめんどうを見てくれるので,学校の先生方は何もしなくていい。
スキーの修学旅行は先生にとっては非常にありがたい企画なのである。
(実際,写真の修学旅行のときは,私一人で楽しく滑っていたものだ・・・が,罰が当たったのか,肉離れをしてしまったのはご愛敬。)
それで,さっきネットを見ていたら,昨年ワセアカの勉強合宿で盗難事件が起こったのと同じホテルで,スキーの修学旅行生がまたまた盗難に遭ったらしい。
まあ,盗人さんにとっても,修学旅行生の貴重品を大量にわざわざ集めて盗みやすい場所に置いてくれるホテルはありがたい存在ということだ。
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