[2016年1月13日]
今日も朝から塾生が頑張っていましたが,ちょうど勉強しているときに朝焼けとなります。
こういう,自然の美しさを見るのが好きです。
昨夜は,久しぶりに遠出して兵庫の山奥に星を見に行きました。
ちょっと天気が悪かったのですが,雲の隙間から見える星は大阪あたりで見るのとちがって,宇宙の奥底まで見える感じです。
こういうのを見ると,宇宙の大きさを実感しますね。
我々はその宇宙の太陽系という小さな集団の中の小さな星の中の小さな島国の中でちまちまと活動しているわけで,たとえ受験という人生の一大事を迎えていても,どーってことないと落ち着くことができるのです。
さて,見方を変えると,その宇宙というのは何のためにあるのか。
そんなことを考える人がいるのです。
考えてみると,宇宙が存在するというのは,自明のようで,実は人間が存在するからこそ宇宙が存在するとも言えるのです。
こういう考え方を人間原理といいます。
つまり,宇宙が存在するということを認識する我々人間がいなければ,宇宙は存在しなのと同じだというわけ。
たしかに,サルやイヌは宇宙の存在を認識しているとは思えません。
また,我々の宇宙と平行して他の宇宙があるのかもしれませんが,それは我々が認識することができないので,じゃあ,ないのと同じですね。
このように考えると,この広大な宇宙というのは,我々ちっぽけな人間が認識するからこそ存在するのであって,人間>宇宙というように,宇宙は人間の中にこそ存在するものなのですね。
というわけで,その人間様を教育するなどという仕事は,超すごい仕事ということになり,そう考えるとえらいことしているなーとなってしまいます。
どーってことないと思っていたら大間違いだったりして。
などとアレコレ考えるのも星を見る楽しみの一つでもあります。
このように,人生には自分が楽しくなる何かが必要です。
人間を教育するわけですから,そういったことも伝えていきたいと思っています。
今年の抱負でした。
これ,遅くなりましたが今年の年賀状です。
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