尾崎塾
富田教室

[2016年1月15日]

生涯最高記録が出るとは限らない

明日からセンター試験。

受験生は精一杯頑張って下さい。

塾生のみなさんは月曜日に自己採点結果を報告すること。

その時，注意点があります。

私の予想ですが（この予想は当たります）
思っていたよりも点数が低いはずです。
それもかなり低いと思います。
それでガッカリして，月曜日に点数報告に来ない受験生が多発するのです。
そういう精神の人は最初から国公立大を受ける「資格」がないのです。
要するに，頭が悪いのですよ。
自分がどれくらいの点数になりそうかぐらいわかるはずです。

まさか，よほどアホでない限り，自分の今まで出したことのないような点数が，本番で奇跡的に，しかも全科目取れるなんて思わないでしょう。

でも，結構みんなそう思っているのです。
だって，本番に合わせて力をつけたのですから，自己ベストが出て当然だと思うのですね。

世の中そんなに甘くないです。


昨シーズン，優勝候補だったオリックスを思い出してください！

もしも，鉄壁の投手陣が各自生涯最高の勝ち星をあげれば，
たとえば，先発６人だけでもこうなります。

金子千尋17勝

小松聖15勝，バリントン13勝，西勇輝 12勝，岸田護10勝，近藤一樹10勝
合計７７勝。

先発だけで７７勝ですから，そりゃ優勝でしょう。
(実は２０勝投手の井川もいたことは内緒）

さらに打撃陣は首位打者，本塁打王，打点王すべて取った経験のあるブランコがいた。

2010年の本塁打王T-岡田


同じく2010年の打点王小谷野


加えて首位打者経験のある糸井と鉄平，
かつて３割５分打ったことがある谷もいましたね。

結果は，誰一人自己最高の成績を残すことなく，５位に沈んだのですorz


そういうわけで，センター試験で自己ベストの出る科目があるかもしれませんが，うまくいかない科目も複数出てくるのがあたりまえ。

自分が実際に取った点数が実力なのですから，それを踏まえて次にどうするか，それを考えていくのみです。


念のため，生涯最高記録を出そうと思ってとにかく頑張るのですよ。
そうやって努力しても，取った点数が生涯最高になるとは限らないという話。

月曜日を楽しみにしています。



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