[2016年1月20日]
週刊ダイヤモンド1/23号は「使える!数学」だ。
数学が苦手な中学生や高校生は,ついこんな言葉を聞いて甘く考えがちだ。
「スーパーで買い物するのに,こんな難しい数学は必要ないからできなくても困らない」
そりゃ,そのへんのおばちゃんは困ってないかもしれないが,一応大学まで進学して,その先に就職することを考えると,数学ができるかできないかが分かれ道ということになりかねない。
面接官「文系学部ですね。」
あなた「はい!だから,数学できませんっ!」
とキッパリ言われても・・・
逆に,
面接官「文系学部ですね。」
あなた「はい!統計学を専攻していて数学の力を御社で生かしたいです!」
とキッパリ言う方がよろしい。
実際,会社で働くにしても個人経営でも,いろいろな分析に数学は使える。
行き当たりばったりで勘に頼って経営していては倒産するかもしれない。
かく言うウチの塾も,経営は確かに行き当たりばったりだが,受験の進路指導などは統計学そのものであって,そういう部分は他よりもかなり強いと自負しているところだ。
役に立つ数学を,受験のために必要だから仕方なくやるというのは非常にもったいない話だ。
ぜひ,将来に自分が活躍する分野で積極的に数学を利用してやるんだと前向きに身に着けていく姿勢で臨んでほしい。
そういう姿勢こそが,真に数学力をつける基盤となり,そうなると入試の数学などカンタンに見えてくるかもしれない。
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