[2016年1月21日]
ホンマか?
どうやら,遠方の天体の軌道を乱す質量の星があるようだ。
見つかったら第9惑星ということになる。
我々がなじんでいた冥王星は,実は同様の考えから発見されたのだ。
つまり,天王星や海王星の軌道を乱す天体があるようなので,それを探していたら冥王星を見つけたということ。
しかし,冥王星はそれらの軌道を乱すにはちょっと小さすぎたのだが,そこに「ある」と思って探せば「見つかる」という教訓だ。
「ある」と思って探すということは入試でも重要な話だ。
たとえば,計算ミスが「ある」と思って探せば見つかるが,「あるかも」だと見つけることができない。
明らかに位取りのミスがあるとわかっていたら,そこをチェックしてミスを見つけることができたりする。
どのようなミスかわからない,あるいはミスがあるかどうかもわからない状態でいくら見直しても,ミスは見つからない。
そういうものだ。
ここに,合格する人とそうでない人の差が生まれる。
新天体は,計算上は「ある」のだから,きっと見つかるだろう。
ちょっと楽しみな話だ。
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