[2016年2月3日]
これ,塾のキーホルダー
なんですが,
残念なニュースが飛び込んできました。
自宅で覚醒剤を所持したとして、警視庁は2日、元プロ野球選手・清原和博容疑者(48)(東京都港区)を覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。(読売)
この選手に関してはすごい思い出があります。
野球ファンなら多くの方がそうでしょうが,特に我々大阪人はKKコンピの活躍した甲子園からずーっと注目して見ていたわけです。
強い強い西武に入って活躍していました。
中でも目に焼き付いているのは,西宮球場での山田久志投手との対決。
ちょうど2000奪三振のかかった試合が西武戦だったのです。
山田投手はその記念すべき三振を清原から取ろうと決めていました。
それほどの選手だったわけです。
そして,他の選手から三振を取らないようにして,対決が巡ってきたのです。
当然,清原もそれがわかっていたはずです。
真っ向勝負の高目ストレートをフルスイング。
これが山田投手の2000奪三振となりました。
私,それをネット裏の一番近いところで見ていました。
そういう勝負がプロ野球の醍醐味でした。
KKコンビがプロ入りした年に私も社会人になりました。
だから,彼らがプロ10年目とかの記事を見ると,自分も10年目なのかとすぐにわかり,全然違った分野の職業ではありましたが,なんとなく負けないように頑張ろうと思ったものです。
そして,巨人での活躍を経て,最後は我がオリックスの選手としてプロ生活を全うしました。
今回の彼のしたことを肯定するつもりはありませんが,しっかりと反省してまたもどってきて欲しいと思います。
犯罪者をかばうのかとお叱りを受けるかもしれませんが,たまたま,昨日の昼にはぐれ刑事をTVでやっていて,「犯罪者がすなわち悪人というわけではない」と言っていたのです。
やむにやまれぬ事情で犯罪を犯す人もいるし,知らないうちに罪を犯すこともあるでしょう。
あるいは,人間の弱さのようなこともあるでしょう。
そういったことで人間は誰でも犯罪者になりうるのだと。
罪を憎んで人を憎まずという言葉もあります。
今回の件で,彼は人間の弱さのようなところを露呈してしまったのかもしれません。
昔,江夏豊という大投手がいました。
彼も同様に覚せい剤で服役したことがあります。
あの人はその後,ほんとうに真人間になって今も野球解説などで活躍しています。
本当に,間違いをしようと思ってなくてもしている場合がありますし,それは学校の勉強でもありそうです。
間違ったからと言って生徒が悪人というわけではなく,そういう点も少し重なって見えてしまっているのかもしれません。
間違ったことを反省して,同じ間違いを犯さないように努力しましょう。
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