[2010年4月20日]
英語の寺岡先生が,塾生で一番英語のできる生徒に薦めた本。
「英語長文問題精講」
これは,昔からある名著である。
この本一冊で東大でもどこでもOKだという。
本当か?
たぶん本当である。
私の妻もそうであったらしい。
この本のどこに何が書いてあるか全部知ってるくらい繰り返しやったそうだ。他の教材は一切やらなかったらしい。
(でも,この本は誰にでも有効というわけではない。偏差値50くらいの人はその前にもっとやることがある。偏差値60〜70の人向けです。)
長文なんて,同じ文章の問題が出るわけないので,いろいろな文章にあたった方がいいと思ったりもする。でも,だからこそ一冊でいいとも考えられる。100万冊読んでも結局はそれが出題されるかどうかわからないのだから。それよりも,解答するのに必要な着眼点をしっかりと毎日繰り返して体に覚えこませる方がよいのだ。
これは,数学にもいえることである。同じ問題は出題されないし,考えさせる問題が多いので,数学は暗記科目ではないとされている。しかし,解答に必要な着眼点はいくつかのパターンに整理できるし,それを繰り返し体に覚えこませるように毎日練習すれば,目新しい問題でも自然に解法がわかってくるのである。
この感覚はスポーツに似ている。基本練習を毎日繰り返す。それが大切。すると自然にどんな状況にも対応できるようになる。
基本は毎日が基本である。
(3月24日ブログ:基本は100%が基本も参照のこと)
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