[2016年2月17日]
私教育新聞に載っていますが,ICT教育がアクティブラーニングのために必要だとか,逆にアクティブラーニングによってICTが普及するだとかいう議論があります。
ICT(Information and Communication Technology)は,要するにiPadとか電子黒板とか,最新の機器を使うというのが主眼。
アクティブラーニングは生徒の活動ですから,そもそも関係はありません。
それをうまくからめて何か新しい教育をという流れですが・・・
この記事の指摘にあるように,基本的には年配の先生に多い「食わず嫌い」があるために,なかなか普及しないのがICTです。
さらに,アクティブラーニングも今までの教材のままではできません。
めんどくさがりの年配の先生には難しいでしょう。
いくら文科省が号令をかけても,動かないこと山のごとき教員がたくさんいるのです。
ところが一方で,学校をあげてそういう先進的な取り組みをしている近大附属高校のようなところもあります。
近大は大学も人気上昇中で,高校もどんどん新しい時代にフィットする内容にしています。
こういう差が数年後には大きなものになってくるでしょう。
これからの私学のICT化に注目です。
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