[2016年2月22日]
ぼちぼち,私立大学の結果が出てきて,それで受験終了という生徒も増えてきた。
一方,25日から国公立大学の入試もあって,それが最初の本番という生徒もいる。
こちらの予想以上の結果が出る場合もあるし,想定内ではあるものの,やはりなかなか合格できない場合もある。
いずれにしても,合格しようと思ってしっかりと勉強することに意味があるので,ちゃんと勉強して全く損はないということだけは言える。
合格した大学に行くもよし,もう1年頑張るのも良いだろう。
それは,本人が納得できるかどうかにかかっている。
周囲のアドバイスは聞きつつも,後悔のないような選択をして欲しい。
ちょっと違った観点でいうと,浪人して,その経験がすごく価値のあるものだったというのを聞くが,それはそのまま受け止めてはいけない。
人間,失敗したことを美化したい気持ちもある。
それに,浪人した1年間に価値はもちろんあるが,もしも浪人しなかったら1年早く社会人になっているわけだ。
その社会人1年目の経験は,おそらく浪人1年分の経験よりもはるかに実社会に即しており,貴重な1年であるはずだ。
だから,浪人の1年間に価値があったとしても,実は浪人しなかった人からは遅れているのだと肝に銘じたい。
一方で,そうやって1年を浪人して上位の大学にうまく入れたならば,浪人しなかった場合よりも価値ある4年間を得ることができるのだ。
それをしっかりとわかって浪人するのも悪くないのである。
ちなみに,今年ウチの塾で過ごした浪人生は10名。
全員が国公立大にチャレンジする。
現役時代からはかなりレベルアップしてはいるが,はたして・・・
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