[2016年3月15日]
どうやら小学校5年生や6年生が学校で英語の授業を受けるようだ。
でも,実際上は現行のカリキュラムに英語が乗っかるので,時間がない。
休み時間や長期休み中にでもやらないと・・・という話らしい。
週に数回英語の授業をやって,何かよいことがあるのだろうか。
そもそも,小学校の先生には英語を教える能力がないので,能力のない人に教えさせるというのがおかしいわけで・・・
小学校の先生は100%英語が苦手。
少なくとも得意ではない。
統計をとったわけではないが,英語が得意なら教育大なんかには行かない。
教育大に行くのなら英語ばかりやってられないから,英語が特に優秀ということにはならないのだ。
しかも,大学に入ってからすごく英語に力を入れることもない。
まず,教育大の学生で英語が「人に教えられるレベル」で得意な人は誰もいないのである。
ついでに言うと,理科が得意な小学校の先生もほとんどいない。
さて,今後どうなるか。
英語を学校でやるので,塾でもやるようになる。
塾の中身がよいと,英語はできるようになっていく。
塾に行かない子は,全くできないまま。
しかも,小学校で変な英語を教えられるので,中学に行った後でまた困る。
中学校の先生は,今まで真っサラな生徒を教えればよかった。
ところが,今後は変なクセがついていたり,学力差が以前よりもはるかに大きい生徒集団を教えなければならない。
現状でもちゃんと教えられないのに,ますます制御不能になり,中学校の英語教育も崩壊。
そして,生徒は塾で英語を教わる。
その塾の中身の差で,ますます差が広がる。
この予想は,どう考えても当たるしかないですね。
残念ですが,そういう国なのです,この国は。
ちなみにウチの塾は小学生はやりません。
ガキが嫌いだからね(笑)
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