[2016年4月11日]
では,公立高校はどうか。
同じくサンデー毎日から数字を拾ってみた。
上位国公立大へは,やはり北野高校が抜群に合格している。
上図はクリックすると少し大きくなる。
見にくい人のために,数字を列挙すると,
北野226/319
茨木160/323
大手前169/391
豊中118/351
千里53/311
春日丘51/319
三島12/396
槻の木3/233
高槻北0/356
右の数字は卒生数
北野高校は卒生319人の70%にあたる226人が上位国公立大に合格している。
注意:あくまでこの数値は目安であって,浪人生も含んでいるし,大阪府立大中期と国立後期はダブル合格という場合もある。
全体的にどう思われるだろうか。
やはり,100人以上行く高校は文理科のある高校。
ただし,豊中高校はやや見劣りする。
千里と春日丘は入試の偏差値としてはあまり変わらないようになっているが,阪大の数が千里14名に対して春日丘が5名。
なんだかんだ言って,千里の方が上位の生徒が多いように思う。
ただ,学科に特色があるので,そのあたり考えての学校選びになるだろう。
三島と槻の木も入試偏差値レベルはそう変わらない。
ここ数年,卒生の数を考慮したら,明らかに槻の木の方が国公立大に合格させている感じだったが,今回はどうしたことか。
明らかに三島の方がよい。
実は,今春に三島高校に入った生徒がみんな言うのだが,先生方の鼻息が荒いようなのだ。
三島高校といえば,遊んでばっかりの自由な校風が「売り」なのに,1年生の最初が肝心だから頑張るように言われたらしいのだ。
今春卒業させた学年の先生が1年に降りてきている可能性も高く,進路に対する意識が変わってきているのかもしれない。
一方,槻の木さんはハッキリ言って失敗学年だろう。
来年,巻き返せるか,注目である。
高槻北高校については,コメントをさし控えさせていただきます。
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