[2016年4月17日]
熊本の状況を見て,どう思われますか?
気の毒に思われるのもいいですが,今日大阪で同じことが起こるかもしれないのです。
被災された方,何で困っているでしょうか?
水ですよ。
とにかく,水が不足しています。
手も洗えない,トイレも流せない。
おそらく,丈夫な建物に住んでいたら,電気は復旧しますし,食料も手に入ります。
断水だけはどうしようもありません。
東日本の震災のときも,あっという間にスーパーやコンビニの水が売り切れました。
そこで,今日は私の家でやっている方法を紹介します。
(以前にも紹介したと思います)
これです。
↓
これは,2リットルのペットボトルを置いてあるのです。
全部で24本あるので48リットル。
実はこれは新しいものではありません。
中に入っているのは水道水です。
このうち4本の中身を洗濯に使います。
そして,空になったペットボトルに新しい水道水を入れます。
それを毎日繰り返すだけ。
6日で一巡。
水は洗濯に使うので無駄にはなりません。
そして,いつも1週間以内の新しい水をキープしておけるのです。
水道水なので,もったいない感がなく手洗いにも使えます。
一応注意点として,役所的には水道水は保存できないとされています。
ただ,1週間で水が腐るなどというのはほとんど考えられないので,十分飲めるはずですし,気になるなら煮沸して飲めばいいでしょう。
この水の備蓄を各家庭でやればよいのです。
もうひとつ大切なこと。
毎日汲みかえるのがめんどうだと思いますか?
実はそれがねらいです。
「ねらい」です。
わかります?
めんどうだと思う=なぜそれをやっているか考える=地震はいつ来てもおかしくないと毎日確認できる
とにかく,地震について,いつも考えておくことが防災なのです。
そういう気持ちが常にあると,高いところに危険なモノを置いたりしなくなるでしょう。
家具も固定するでしょう。
いつも考えておくことが防災の基本です。
この震災を教訓に,いつも考えておいてください。
にほんブログ村
にほんブログ村